松本猛(たけし) 公式サイト / 料理

つれづれ日記/安曇野ちひろ美術館前館長、長野県信濃美術館・東山魁夷館前館長松本猛(たけし)のBlog

カテゴリ: つれづれ日記

料理

更新日:2010.12.15

?

 久しぶりにスタッフド・チキンを作った。2・5kgの鶏に詰め物をして一時間半ほどオーブンで焼く。中の詰め物は人によって、それぞれ自由に工夫することができるから楽しい。ぼくの場合、ベーコンとタマネギ、ニンジン、シイタケ、マッシュルームを炒め、前の晩からブランデーに漬けておいたレーズンやクルミ、香りのある野菜のみじん切りとハーブ、牛乳と卵、クルトンを混ぜて作る。野菜は冷蔵庫のあまり物を適当に入れるが色味も配慮する。(今回はベーコンがなかったのでサラミで代用したらこれがなかなか良かった)

 大切なのは焼き方。鶏に溶かしバターを塗ったあと、ベルモットを塗る。ベルモットはカクテルの王様マティーニを作るときに使う洋酒。味見のついでにジンと氷を加えて即席マティーニを作って舐めながら作業をした。ベルモットの銘柄はノイリー・プラットがいいと思う。230度で10分ほど焼いて焦げ色をつけ、今度は白ワインをたっぷりかける。皮がパリッと焼けて香り高いのがいい。180度に温度を下げて1時間半。時々、バターを塗って焼け具合をチェック。これが楽しい。焦げるといけないので、ちょうどいいところでアルミホイルをかけた。

 出来上がりは、なかなか評判がよく、シェフはたいそう気を良くしたのでした。

 料理はつくづくものづくりの楽しさを味あわせてくれる。味、香り、色、形、食感いろいろ考えながら作るのは、文章や絵をかくよりずっと楽しい。なんてったって、反応がすぐ分かるのがいい。

 スタッフドチキンを食べた後、テレビで南極越冬隊のシェフをやっていた人の料理を見た。これは芸術だった。とにかく、物を捨ててはいけないということで、食べ残しを次々と新しい料理に生まれ変わらせていく。マジシャンのような技術に目を見張った。

 ぼくも、早速、鶏の骨から肉をそぎ落とし、骨はスープにとり、翌日からの料理に生かしたのでありました。まあ、たいした物は作れませんでしたが、骨の髄までしゃぶりつくしました。

?

松本猛

つれづれ日記:新着記事から5件
2015.03.14
新しい絵本を出版しました。
2014.04.30
憲法と秘密保護法は両立するの?
2013.06.07
テレビ出演のお知らせ
2012.09.27
その日東京駅五時二十五分発
2012.08.31
りんご畑の12か月
クリックしてFeedを登録サイト全体の新着情報をFeed配信中
QRコード/ケータイで見る

ケータイでもご覧いただけます。
左のQRコードを読み込んでください。うまく読み込めない場合は下のURLを直接入力してご覧ください。

URL → http://www.takeshi-matsumoto.jp
→

美術館サイト紹介

安曇野ちひろ美術館サイトへ
ちひろ美術館・東京サイトへ
長野県信濃美術館サイトへ
東山魁夷館サイトへ

このページのトップへ